2017/10/14(土)
【座骨神経痛】辛い痺れが5回の施術で改善!
カテゴリー:坐骨神経痛
京都へ移動中の新幹線より。
From 田辺寿夫(たなべひさお)
本日もページを開いていただき、
ありがとうございます。
今日10月14日と15日は、
京都で研修です。
より、たくさんの方の辛い症状を
改善していけるように、
しっかり学んできます!
今日は、長年の辛い座骨神経痛に
苦しんだ方が当院の整体と、
その都度レクチャーしてきた、
セルフケアを丹念に繰り返し
実践したことにより、
5回の施術で改善された方の
お話しを致します。
患者さんをOさんとします。
Oさんは、長年、
辛いお尻から足の痺れに
悩まされていました。
例えるなら、正座を長時間続けて
足が痺れた感じが、
ずーっと続いているような苦痛と
おっしゃっていました。
気が狂いそうな辛さですよね。
とても精神力の強い方ですが、
もう限界!という表情でした。
Oさんは、これまで、
マッサージ、鍼灸、指圧、整体、
カイロプラクティックなど、
施術を受けていたそうです。
なんとなく、良くなったかなぁ。
と思っても数時間すると、
痺れが戻ってきてしまう。
これは、病院で、
ちゃんと検査を受けるしかない。
Oさんは、整形外科、市立病院
都内の大学病院、
神経痛の専門医など、
いくつもの病院に行って、
レントゲン検査や、
MRI検査を受け、
腰椎4番5番が圧迫されている。
治すには背骨を削るしかない!
と断言されたそうです。
腰椎を削る手術には、
当然リスクを伴います。
Oさんは悩んだ結果、
この辛さが治るなら、
手術を受けようと思ったそうです。
決意を決めて都内の病院に
行ったと入院患者さんに、
「あんたどこが悪いんだい?」
と聞かれ、
「お尻から足の痺れふぁ辛い」
手術をうけるしかないらしい。
と打ち明けたところ、
「手術は辞めたほうがいい!」
と言われたそうです。
その方は車椅子で、
同じ手術を受けた結果、
歩けなくなってしまったとのこと。
Oさんは、手術を見送りました。
手術をしなければ治らない。
手術を受ければ、
歩けなくなるかもしれない。
どうしたらいいか
思い悩んでいたところに、
当院のチラシが
目に止まって、
藁をもつかむ思いで
問合せをしてくれたとのことです。
電話でお話しを聴いているだけで、
Oさんの苦痛の日々が伝わってきました。
まずは、お身体の状態を診せてください。
と来院いただきました。
Oさんは70代ですが、
ガッチリした体格で、
背筋もピンと伸びていて、
立派!という印象でした。
触診していても、
とても70代とは思えない筋肉と骨格に
驚きました。
Oさんは、元々身体を鍛えることが好きで、
毎日90分はウォーキングをして、
筋トレにストレッチが日課だと自身満々に
お話ししてくれました。
身体を動かしていると、
痺れが少し楽になる。とも言ってました。
触診を続けていくと、
大腰筋(腹筋の下の筋肉)が
カチカチに固まっている。
これは運動のし過ぎと判断し、
このお腹の奥の筋肉が固いことが、
痺れの原因になっている。
辛いかもしれないけど、
しばらくは運動を控えてください。
とお話ししました。
お尻と腿の外側の筋肉も、
固くなっていたので、
仰向けで膝を倒す体操を
1日2やってみてくださいと
提案しました。
首や肩の張り、
骨盤や背骨の歪みもあったので、
出来るだけ固くなった筋肉を緩めて、
骨盤と背骨の歪みを整えて、
1回目の治療が終わりました。
Oさんは、少し痺れが楽になった!
歩くのも楽だ!と喜んでくれましたが、
残念ながら、筋肉は形長年の状記憶により、
固い状態にもどってしまうことをお伝えし、
しばらくは、通院が必要になる。
お身体の状態からすると、
10回は通院して欲しいとお話ししました。
Oさんは、「やっぱりダメか。。。」と
落胆しましたが、次の予約を入れてくれて、
お帰りになりました。
2回目に来院されたときは、
「先生の言う通り、翌日には痺れてたよ」
と苦しそうな表情でした。
運動を休んでくれたことと、
膝倒し体操を続けてくれたとのことで、
大腰筋は緩んでいて、お尻と腿の筋肉も
前回よりは固さが和らいでいました。
「運動、我慢してくれたんですね!
膝倒し体操も効果出てますよ」
とお伝えしたところ、
「先生は触っただけで分かるんだ!?」
と大変驚いていました。
1回目は全身ガチガチで、
どの筋肉の硬結が痺れの原因か
まったく分からなかったのですが、
Oさんが頑張ってくれたおかげで、
2回目の整体では触診しながら、
痺れの原因となる筋肉の硬結を
探すことが出来ました。
Oさんの辛かった左のお尻から
足の痺れの原因だった筋肉は、
なんと、左の肩甲骨だったのです!
座ってもらって背面から左脇の筋肉
(大円筋)を掴むと
痺れが無くなることが分かりました。
左の肩甲骨周辺の筋肉を和らげて、
リンパの流れを促進する
施術をしたところ、
とても楽になったと喜んでくれました。
このように、1回では解らない原因が、
2回目以降に分かることが多いんです。
2回目は肩甲下筋といって、
わきの下にある筋を押し上げる
マッサージをレクチャーし、
Oさんは持ち前の頑張りで
続けてくれました。
3回目は、左肩甲骨周辺の
筋肉を緩めて、
左のお尻から腿の筋肉を
押しほぐす整体をし、
座ってもらって、経絡の乱れなどを
調整していきました。
4回目に来院されたとき、
Oさんは、「やっぱり治らないよ」
と、ひどく落ち込んでいました。
筋肉は確実に回復してます!
諦めないで続けましょう!
と施術させていただきました。
痺れの原因であった左肩甲骨周辺の
筋肉はOさんの努力の結果もあり、
緩んでいました。
肩甲骨周辺の筋肉の、どこを押しても
足の痺れは変わらないと
落胆していました。
肩甲骨周辺が緩んでも
お尻から足の痺れがある。
お尻から腿の筋肉も緩んでいる。
と、いうことは、その間の筋肉が原因!
腰方形筋という肋骨の背中側一番下から
腰に繋がる筋肉を押してみると、
Oさんが「あ!足が楽!!」とびっくり!
腰方形筋を緩めると、
いままでで一番楽だ!と驚いていました。
いままでで、一番楽に感じるのは、
これまで一個づつ、教えてきた体操や
マッサージをOさんが根気よく
続けてきてくれたからですよ。
と、これまでの経緯を、改めて、
説明しました。
痺れの原因は、
1つの筋肉ではなかったんです。
大腰筋、肩甲骨周辺、腰方形筋、
大殿筋(お尻の筋肉)
大腿筋(腿の筋肉)
上半身から下半身へ繋がる筋肉が
硬結したことで神経を圧迫していたんです。
Oさんは、「また痺れちゃうかなぁ?」
と心配そうに聞くので、
かなり良くなってきています。
いままで、ここまで、はっきりと、
効果を感じたことは無いでしょ?
必ず良くなります。
大丈夫。というと安心したように、
にっこり笑って帰られました。
長年の痺れを起こしていた、
いくつもの筋硬結。
筋肉の形状記憶は、
脳の運動記憶によるものです。
脳の運動記憶が新しい状態に
なるには、3ヶ月掛かると言われています。
Oさんの精神力が脳の運動記憶が
新しく入れ替わるまで、持ってくれるかが、
最大の課題でした。
次にOさんが落ち込んでし、まったときに、
どんなお話しをして励まそうか?
いくつか例え話など考案して、
5回目の来院を迎えました。
Oさんは歓喜の声で、
「先生、痺れがほとんどないよ!」
と大喜びで来院されました。
「スゴイ!」思わず僕一緒に喜んでいました。
触診してみると、Oさんの左側の筋肉は
見事に緩んでおり、
改善されていることを語ってくれました。
「あとは左脛と足の甲に少し痺れがある」
とOさんが言うので、腎臓の経絡部を押すと、
痛いけど痺れが消えるとのこと。
お水をしっかり飲むようにして、
足の甲とふくらはぎをマッサージするように、
レクチャーし、5回目の施術が終わりました。
Oさんは
「手術しなくてよかった!
先生任せじゃなく自分も努力しないとダメだな」
と言って喜んでくれました。
いくら脊柱を削っても、原因は筋肉なわけですから、
痺れが取れないことも多々あれば、
痺れが取れたとしても数年で、
違う脊柱が狭くなってしまうことが多いんです。
骨は被害者なんですね。
原因は筋肉にあるんです。
Oさんは、今後はケアとして通院されるそうです。
僕も、それが望ましいと思っています。
このように、整体治療院 ほぐし屋では、
どこに行っても改善しなかった、
辛い症状の方が笑顔に戻っています。
辛い症状でお悩みの方は、
↓ ↓ ↓
0554-63-5401
まで、お気軽に、ご相談ください。
長文を最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。