2017/09/24(日)
筋膜はどうやって筋肉を動かしているか?
カテゴリー:筋膜リリース
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
前回は、筋膜は筋膜の繋がりを使って緩めていくというお話しをしました。
筋膜の繋がりを使って筋膜を緩めていくと、固くなった筋肉もやわらかく、ほぐれていくという
説明もしましたね。
では、筋膜はどうやって筋肉を動かしているのでしょうか?
筋膜は1本の繊維で全身を覆っている編み物のようなスーツです。
筋肉は、動かすか、しっかり支えるように固めるかの2るの働きをします。
筋肉を動かすときには、筋膜は滑らかに筋肉の上を滑走しています。
支えるときには筋膜が筋肉をガッチリ固定しているんです。
↑左が正常な筋膜の状態です。艶やかに潤滑液も流れていて、動きやすそうな感じがしますね。
右が異常な筋膜の状態です。筋張ってしまって、動きにくい感じがしますよね。
筋張ってしまっているので、しっかり支えようとしても、筋が邪魔をして支える力も入りにくい、
動かすことも支えることも困難になると、結果として、全身に繋がっている筋膜が、ひっかかる
ようになってしまい、骨格を歪ませたり、様々な不調を起こすことになっていくんですね。
今日は、ここまでにします。
そして、腰痛の原因は腰には無い。骨格を歪めたり、圧迫しているのは筋肉が固くなることであり、
その原因は筋膜が絡まって筋張ってしまっているから。ということもご理解いただけたと思います。
次回はからは、筋膜の繋がりを使って、筋肉を緩めていくセルフケアの方法をお伝えしていこうと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。